アロエがにょきにょきしてきたので、
アロエ化粧水の素を作ります。
まずは基礎知識としてアロエの効能から。
保湿作用
美容成分のビタミンB1、B6、B12、ミネラルが含まれていて、肌を引き締めるとともに、潤いを与え、しっとりさせる。
新陳代謝を高める
新陳代謝を活発にし、皮膚のシミそ、そばかす、シワなどをできにくくし、その予防や改善に。
皮脂分泌の調整
収斂作用があり、余分な皮脂分泌を防ぎ、キメ細かい素肌を保ってくれる。
紫外線を防ぐ
紫外線を防ぎ、メラニン色素の合成を抑えてくれる。
殺菌作用
抗菌作用や殺菌作用があり、吹き出物やにきびなどに効く
私はもともとアトピー持ち(軽度)で、日によって毎日使っている化粧水さえ刺激になる敏感肌。
化粧水を作り始めたころはカユカユがとにかくひどく、なにか改善するものはないかと模索中でした。
アロエはアトピーに効くと見て作ろうと思ったのがきっかけ。
アロエなら身近にあるので、コストもかかりませんしね(^^)
母から1鉢分けてもらったキダチアロエ
枯れないといわれている植物でさえ枯らしてしまう私でも、一応元気を保っているアロエ様。
私のところに来たのが不運。。。可哀想に…
涼しくなってきたせいか最近ちょっと元気ないですが、枯れずにいてくれていることに感謝。。
基本的に弐ちゃん(次男)が水を上げてくれてます。
そのアロエを
ああごめんね…根元からチョッキンします
切ってもいつの間にかはっぱが伸びてるので、枯れない限りずっと使えます。たぶん。
よく洗い、とげとげのサイドとさきっぽを切ります。
傷に効いたり、化粧水としてる使うのはジェル状の部分の汁なので。
本当は、化粧品に使うのは日本ではあまり見られないアロエベラなんだとか。
アロエベラはキダチアロエよりかなり大きいらしく、中のジェル状の部分もたくさんあるとか。
キダチアロエは細いので、切ってよく中身が出るようにします。
ジェル状の部分に包丁を入れて、開きます。
ここで、漬けるビンなどの容器と、漬ける液体を用意。
ビンは煮沸やアルコールなどで消毒してくださいね。
漬ける液体の違い
BG(ブチレングリコール)やPG(プロバンジオール)で漬けて抽出
エキスと言われ、水溶性と油溶性の成分を両方を抽出できます。
保湿効果、殺菌効果があり、
グリセリンと使うことでしっとり感が、
殺菌効果もあるので、化粧水を痛みにくくします。
一般的にはBGが使われますが、BGは鉱物(石油)由来と植物由来があって、安いのは鉱物由来。
PGは植物由来。なので私はPGを利用してます。
簡易にグリセリンに漬けても大丈夫だと思います。
ホワイトリカーやウォッカ、日本酒などのアルコールで漬ける
こちらはチンキと呼ばれていて、水溶性油溶性、両方抽出できます。
殺菌作用があるので化粧水の劣化を防ぐことができますが、
肌の弱い人には刺激になることも。
しっとりよりさっぱりな化粧水になります
うちはお酒をだれも飲まないので、漬ける用にホワイトリカーを買いました。
オイルで漬ける
油溶性の成分を抽出することができます。インフューズドオイル。
カレンデュラオイルなんかは完全にオイルに付けたもの。
オイルの成分に左右されます。
水で煮だす
ハーブティーなんかはこれですね
水溶性の成分を抽出できます。
私お風呂に入浴剤代わりに入れたりします。
半年前くらいに私が作った『ゆずの種と皮とアロエをPGに漬けたもの(左)』と『アロエをホワイトリカーに漬けたもの(右)』です。
かなりいい色になっています♪
今回はこの中のアロエを入れ替えます。
普通は入れ替えなくてもいいんだけど、アロエが育っているので。
普段たくさん化粧水を作らないので、新たに作っても使いきれないだろうし、ってことで、今回切ったアロエをここに入れます。
ふたを開けると、ゆず入りの方はすごくゆずのいい匂いが!
ゆずにもアトピーを抑える効果があるということで、一緒に漬けたんだと思います。(もう引っ越す前のことなので忘れたw)
漬けてあったアロエはふきみたいになってましたw
ゆずの方はゆずの皮と混ざってしまっていたので、取り出すのが面倒になり、アロエを追加するだけにしました。
あとは1カ月程度寝かせれば、化粧水の素が完成です♪
ここからちょっとずつとり、水やグリセリンと合わせて化粧水を作っていますが、
それはまた違う記事に。。
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