今回は私の大好きな手作りコスメ系なので、盛り沢山でやってみました!
老舗養蜂問屋秋田屋本店のアキピュア『ミツロウ(ビーズワックス)』を使って、
ミツロウキャンドル、ガサガサかかとバーム、カヌレを作ってみました!
みつろう(蜜蝋、ビーズワックス)とは
ミツバチの巣を集めて溶かし、ミツバチの巣に含まれる不純物を括性炭フィルターでろ過精製した白色の蜜ろうです。
本品は白~黄白色又は黄~淡褐色の固体で、はちみつ特有のにおいがあります。
1センチ弱の小さいチップ状の形状をしており、手作り化粧品、手作りコスメ、手作り石鹸等にに使いやすいサイズです。
食品添加物ですので、お菓子作りにも最適です。
ちなみに未精製の物もあって、もっと黄色い色をしています。
化粧品に柔らかい感触を与えたり、他の油脂や配合成分を均質化、分散化して、安定させる効果があり、安心・安全なだけでなく、すぐれた乳化剤としての効果をもっています。
また、肌や唇をしっとりとやわらかくする効果があり、保湿成分としてもかなり優秀です。
以前レビューした無添加コスメ『Larネオナチュラル』のモイスチャーライザーの乳化剤にも使われていました。
私のみつろうのイメージ的には、皮膚の保護(外部からの刺激を受けない)、硬い角質を柔らかくする、というイメージです。
また融点が65~68度と高いため、クリームなどを作ってもみつろうを入れることで、暖かい場所に置いても暖かい時期でも溶けにくくなります。
溶かしやすいように、小粒のタブレット状になっています。
子供たちの手です。(壱の手、私にそっくりだな…)
冬休みなので、色々手伝ってもらっています(^^)
っていうか、手伝ってもらわないと、参くんが喚くのでなかなか昼間時間が取れなくて。。
耐熱のガラス計量カップに適量入れます。
湯銭で溶かします。(スプーン見つけました!!!!!!)
以前はレンジでもやったんですが、全く溶けてくれなくて…
たぶん3分くらいやらないと溶けてくれないと思う。
3分もレンジにかけると、ガラスが割れないか心配なので、それ以来みつろうは湯銭で溶かすことに決めています。
キャンドル芯を結構探したのですが、全く売っていない!!
少し前までは売ってた気がしたんだけどなぁ。。。
いなかだから?ブームが去った?
よくわからないけど探せなかったので、使いかけや欠けたキャンドルと、料理用タコ糸を一緒にチンしました。
これまたなかなか溶けてくれず、浸かっていない部分は焦げましたが、ワックスの染み込んだ芯が出来ました。
急いでシリコンの型に流し込みます!
さっきも書いたように、みつろうの融点は65度!
この時急がないと、湯銭から外した途端からどんどん固まっていってしまいます(^^;)
左が弐ちゃんが作ったリンゴキャンドル。
リンゴなのにイチゴのフレーバーオイルを入れていましたw
プリンターの詰め替えインクで少し色を付けましたが、底の方はだいぶ固まってしまっていたので、上側は白いままですw
右のパンダ型は息子壱の作ったキャンドル。
柚子のエッセンシャルオイルを垂らしていました。
火をつけると、柚子のいい香りがしました♪
癒されますね~
人間は燃えている火を見るだけで癒されるらしいですよ~
次は、ガサガサかかとを改善してくれるかかとバームです!
かかとだけじゃなくて、硬くなった角質部分なら肘でも膝でも。
このバームは本気でおススメです!!
旦那の足裏があまりにもゴワゴワだったので去年から作っているのですが、これをお風呂上りに塗っていたら、ガサガサじゃなくなり、引っかかることもなくなったったんです!!!
義母にもプレゼントしましたが、義母のかかともガサガサがなくなったとか!!!!
私も足の指紋がさかむけてしまうことがあるのでたまに使っていますが、みつろうの保護される感じでツルっとなって気持ちいいです♪
塗った後は靴下を履いてくださいね!
まず、バームケースに入りきる量のみつろうやオイルを計ります。
今回は合計10gで作りました。
<ガサガサかかとバームレシピ>
エッセンシャルオイルは香りが飛んでしまわないように、全て溶かしてから入れてくださいね。
ピンク色をしているのは、
紫根抽出したアーモンドオイルだからであって、紫根抽出でなくても大丈夫です。
その場合は白いバームになります。
全て溶かして、エッセンシャルオイルを入れたら、
バームケースに注ぎ入れます。
サッといれないと、入れている途中からこのように↓固まってしまいます。
あああああ・・・・
でも、固まってしまっても、再度溶かせば使えます。
カワイイバームの完成です(^^)
バームケースがなくても、シリコン型に入れて固めて、固形のままかかとに擦り付けても大丈夫です!
バームだと手が汚れないので、旦那も嫌がらずに使ってくれるかなと型に入れているだけなので。
1つあれば、使い切ってもまた洗って使い続けられるので、持っていれば便利ですけどね!
マンデイムーンのバームケースLLサイズはスマホくらいの大きさで、かなり衝撃を受けますよ~!!!
今回使ったのはMサイズです。
オーバルチューブという名で、Mサイズは半透明でこれまたカワイイです♪
みつろうを使って作った手作りクリームやバームはお子さんも使えますが、はちみつと同じでボツリヌス症候群が心配なので、1歳未満の赤ちゃんには使えません。
おむつかぶれしてるから、って塗ってはダメです!!!
ワックスの中にもいろいろあって、今回使ったのはみつろうですが、ほかにもキャンデリラワックスやカルナウバワックスなんかがあります。
キャンデリラワックス(右下のクリーム色)が融点が70度、カルナウバワックスは80度です。
赤ちゃんが生まれたら赤ちゃんクリームを作るのに使おうと買ったものの、溶かすのと洗うのを考えたら面倒になっていまだ未使用w
溶かすのはまだよくても、使ったビーカーやスプーンを洗うのが面倒で!
みつろうでもなかなか落ちなくて大変です。
みつろうも65度ですからね、40度のお湯で洗おうにも、お湯がかかった途端から固まっていってしまうのです。
湯銭に使ったお湯に洗剤と一緒につけて洗って、何とか落としています。
みつろう抜きの非加熱クリームはこちら→
次はカヌレを!
カヌレ型を持っていないので、マドレーヌホイルで代用しました。
マドレーヌホイル(硬いやつ)にいれたみつろう。
カップにみつろうの膜を付ける程度なのですが、どんどん冷えてごっそりついてしまっています(^^;)
何度も予熱中のオーブンに入れ、溶かしながらみつろうコーティングしました。
前日から寝かせておいた生地。
浮いてるのはごみじゃないよwバニラビーンズですよ~いい香り~♪
こちらは私のレシピではないので記載しませんが、マドレーヌホイルがカヌレ型よりかなり小さかったようで、すごく沢山のカヌレが出来てしまいましたw
焼き色を付けるためにかなり高温で焼くようで、大分焦がしましたwww
でもむっちゃうま~~~~~~!!!!!!!!!!!!
カヌレ最高!!!!!!!!
カヌレは、まだ子供がいない頃に愛読していたお菓子の本に載っていたんだと思います。
もう10年以上前です。
これを作りたい!と思ったものの、みつろうなんでどこに売っているかわからず…
東急ハンズでやっと出会えて嬉しかったのを覚えています。
あの時買ったみつろうは、カカオバターのように固形の塊で、黄色い色をしていました。
しかし結局作らず…
みつろうも使わないまま古くなってしまったので、引っ越しの時に捨ててしまいました。。
なので、10年越しでやっと作れました!!!
大好きなカヌレが作れてうれしい!!!
子供たちもカヌレ大好きなので、「カヌレだ~~!!!」と大喜びで食べていました!
みつろうの仕業なのか、生地の配合なのかわかりませんが、いつも買って食べてきたカヌレの味がちゃんとしました(^^)
感動的でした!
だってカヌレって高いから、買えても1人1個ずつなわけで…
それが何個食べてもOKだなんて!ww←だから痩せないw
ちなみに、焼きあがったら、すぐに型から出した方がいいです!
沢山ありすぎて1度に焼ききれず、2度目はちまちまやらずにクグロフ型に入れて焼きました。
焼いている途中で参くんが泣いてしまったので、そのまま放置。
出そうとしたら、型に張り付いて全然うまく出ませんでした(T_T)
忘れてはいけません。
みつろうの融点は65度。
65度より冷める前に出さないとまた固まってしまうわけで、だからこそカヌレも周りがカリカリなわけで。。。
また少し温めたらうまく型から出たのかもしれませんが、冷めたら出しにくいことは忘れてはダメなようです(^^;)
みつろうの難しいところは温度ですね。
というわけで、いつか作ってみたかったみつろうキャンドルも作れたし、みつろう入りバームでガサガサ角質対策もできちゃったし、カヌレも初挑戦できたしで、かなり充実したみつろう体験でした!!!
楽しかった~♪
お子さんと一緒にも楽しめるので、この冬休みにいかがでしょう!
今回、やっと引っ越し荷物から引っ張り出した、お気に入りのスプーンです!
先が小さいので、口の小さいケースに入れるのに便利! 長いのでかき混ぜるにも便利!
カヌレ型は高い。。。